More-Mind 進学塾

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〒599-8114 大阪府堺市日置荘西町4-10-24

習字コース

月、金(祝日はお休み)時間は4:00~5:00と5:00~6:00が選べて週2回です。

週1回 4,000円(税込み)
週2回 5,500円(税込み)

小学校入学前に習得させたいこと

昨今は、教育熱心な家庭が増えているのか、それとも子どもに高学歴を望む親が増えているのか、教育の低年齢化が進んでいる今の時代のようです。
書店には幼児教育に関する書籍がたくさん並び、絵本はもちろん、CD、DVDなどの知育教材がおもちゃ屋さんにも置かれるようになっています。
ほかの子どもができるのに、わが子ができないと、焦りを感じる親心。そんな親の焦りが、ますます早期教育へと誘っているのかもしれませんね。

さて、『入学前に子どもにマスターさせたいこと』というアンケートでは、世間の風潮を反映してからか、ひらがなの読み書きを挙げた家庭が、約9割にものぼっていました。
学習指導要領では入学前に覚える必要はないとうたっているのですが、現状では、ひらがなの読み書きができる状態で入学してくる子どもが多いようです。
子どもが知りたい!と感じる時が学び時ですから、入学前でも早すぎることはありません。
でもくれぐれも親が過熱しすぎないように。
学ぶことを強制すると、勉強嫌いの子どもにしてしまうことにもなりかねませんからね。

筆文字生活で身につく4つの力

約束やルール、きまりが守れるようになる。
おもちゃを出して遊んだら、もとのあったところに片付けるという約束をしても、守ってくれなかったり、このビデオを見たら寝るという約束をしても、まだ見たいと言うなど、なかなか約束を守ってくれない子が増えているようです。
お友達との遊びや、幼稚園で、約束が守れない子になってしまはないか心配になってしまいますよね。
筆文字生活では、みんなで話し合って、ルールをつくり、みんなで守っていくようにしています。
子どもに、自分たちでこうやったほうがいいんじゃないかと考えさせて、みんなで決めたルールを、私達大人も守るようにするのです。
子供たちは、自分で考えたルールということもあってか、守ろうと努力しているように思います。

自分の気持ちや意見を表現できるようになる
いまの社会は問題児と呼ばれる子供も多いですが、「いい子」と呼ばれる子供も多いですね。
そして「いい子」と呼ばれている子供達の多くは、自分の素直な感情を表現することを許されずに苦しみもがいていることもしばしば。
大人達には子供の気持ちがどれくらい分かっているのでしょうか。大人達の多くは、「子供のため」ということは、どんなことと理解しているのでしょうか。
この意味からすると、問題児と言われている子供達の方が、自分の感情を素直に表現していると言えないこともないと思います。
もちろん現実には こんなに簡単に言い切れる問題ではないことは、承知しています。
筆文字生活では、子供たちの話にしっかり耳を傾ける時間をとり、文字をしっかり書くということを通じて自分に対して自信のある個性を育みます。
消極的だった子が、明るく自分の意見を言ってくれるようになったときがこの仕事をしていて良かったと感じる一番の瞬間かもしれません。

授業中落ち着いて座れるようになる
落ち着きが無い子の多くが好きな事には、集中しますが嫌いな事や苦手な事になると立ち歩いたり興味の無い授業には見向きもしません。
小学生になると、友達にしゃべりかけちょっかいを出し授業を頑張ろうとしている子供の足を引っ張ります。
学校の先生に何度注意されても同じ失敗を繰り返し宿題をしてこない、時間割をしてこない鉛筆を削ってこないなどの状態が見られます。
学校の教師は、低学年のうちは落ち着きが無く立ち回る授業が成り立たないことを小1プロブレムとよんでいます。このような児童が増加しているようですね。
筆文字生活では、楽しくお習字に取り組みますが、集中して取り組むことには厳しく接していきます。
子どもたちは、『やるときはしっかりやる』を合言葉に、真剣に取り組んでいます。

あいさつができるようになる
最近は、学校や職場などの団体などで「挨拶をしましょう」と言うと、「なぜ挨拶が必要か?」と質問する人がいるといいます。
人間社会ではたとえ相手が苦手な人でも、コミュニティの中で情報の共有をしないと、その組織や社会の機能は低下するもの。
当たり前のようなことですが、私にとってあいさつは基本中の基本なのです。
挨拶の言葉はそれ自体には意味は無い。特に早いわけでもないのに「お早う」というし、苦労をねぎらう意味がなくても「お疲れ様です」という挨拶もあります。
しかし、その意味のない言葉こそ、コミュニ ケーションを取るための一番意味のある言葉かもしれません。
筆文字生活では、入室時には『こんにちは』、退出時には『さようなら』、そして『ありがとう』という3つのあいさつを大切にするように指導しています。
当たり前のようなことですが、私が取り組んでいる最も幹となる部分かもしれません。